【厳選20】相模湾眺望のおすすめのウォーキングコース〜真鶴周遊ウォーキング〜

三ツ石(真鶴岬) ウォーキング

自然を満喫できると人気の登山や新しい発見・散策が人気の街歩き・ウォーキングですが、いざ始めようと思っても、どこを歩いたら良いのか迷うことはないでしょうか。

富士箱根・伊豆・神奈川西部周辺でおすすめのウォーキングコースは、神奈川県のJR真鶴駅から真鶴岬を周遊する真鶴(まなづる)自然満喫コースです。豊かな森と海に恵まれた美しい半島を巡りながら、パワースポットである景勝地「三ツ石」や真鶴港でのグルメを堪能できます。

神奈川県立真鶴半島自然公園(「真鶴岬と三ツ石」)、箱根ジオパーク真鶴エリア(三ツ石海岸ジオサイト)の一部を堪能できます。

JR東海道本線の真鶴駅」を起終点に、しだれ桜で有名な「荒井城址公園」を経由して、美しい森と海を眺めながら「真鶴岬」を目指す短コースです。交通アクセスも良好で、お手軽にウォーキングや地元グルメが楽しめます。

この記事で分かること
  • おすすめのウォーキングコース真鶴周遊ウォーキングがわかる
  • 真鶴周遊ウォーキング」ルートの特徴、見どころ、グルメスポット(観光・立ち寄り)がわかる
  • 体力や目的に応じて、おすすめアレンジコースも紹介

それではいってみます。

「真鶴周遊ウォーキング」 ウォーキングコースの概要

まずは、「真鶴周遊ウォーキング」 ウォーキングルートに関する基本情報は以下になります。

  • エリア:神奈川県足柄下郡真鶴町(まなづるまち)
  • コース概要
    1)JR真鶴駅(Start)→(約5分)→2)新井城址公園→(約35分)→3)中川一政美術館→(約60分)4)真鶴岬(三ツ石海岸)→(約40分)→5)貴船神社→(約10分)→6)真鶴港(魚市場、ししどの窟)→(約30分)→JR真鶴駅(Goal)
  • 難易度:体力 ★☆☆☆☆ 、技術 ★☆☆☆☆ 、危険 ★☆☆☆☆
  • 歩行時間:3時間00分
  • 距離:10.0km、標高差77m
  • 歩数*):14,085歩
  • 消費カロリー:771kcal
  • 交通機関(アクセス)
    【電車・バス】;JR真鶴駅(東海道本線)が起終点。

*)歩数は、1歩71cmで歩数を算出しています。
(日本人女性の平均身長は158cm、歩数の計算方法は身長×0.45なので、158cm×0.45=71.1cm)

■地図情報

地図上での位置や標高は次のとおりです(青線がルートです。拡大もできます)。

周辺情報がわかるグーグルマップはこちら。右上の□クリックで拡大もできます。

「真鶴周遊ウォーキング」特徴・見どころ・グルメスポット

■真鶴駅からパワースポット真鶴岬(三ツ石)を目指す

1)JR真鶴駅(Start)-中川一政美術館(約40分)

JR真鶴駅
JR真鶴駅
荒井城址公園の紅葉
荒井城址公園の紅葉

スタート・ゴールは、JR真鶴駅(東海道本線)です。真鶴半島公園線に沿って箱根ジオパーク真鶴エリアを散策します。平坦で歩きやすいコースになります。

真鶴駅から南下するとすぐ右手に荒井城址公園が見えてきます。しだれ桜で有名です。後三年の役(1083年)に源義家に従って活躍した荒井実継の居城跡といわれ、竹林に囲まれた閑静な公園となっています。

ウォーキングコースから相模湾の景観
ウォーキングコースから相模湾の景観
紅葉と相模湾
紅葉と相模湾
コースわきのミカンの木
コースわきのミカンの木
真鶴半島公園線からの琴ヶ浜
真鶴半島公園線からの琴ヶ浜

さらに相模湾が見下ろせる小高い場所を通る真鶴半島公園線に沿って歩くと中川一政美術館が見えてきます。竹林の中の美術館で大変趣があります。

2)中川一政美術館-真鶴岬(三ツ石)(約60分)

中川一政美術館
中川一政美術館
森の中の「中川一政美術館」
森の中の「中川一政美術館」
お林遊歩道入り口
お林遊歩道入り口
お林の樹木
お林の樹木
お林の巨木
お林の巨木

中川一政美術館のすぐ横には、お林展望公園があります。「お林」とは、江戸時代、幕府や諸藩が管理・支配した山林のことで、明治維新後、皇室御料林となり、現在は真鶴町が管理しているようです。お林遊歩道も山林道として整備されていますが、今回は舗装道路を歩くことにします。

番場浦海岸
番場浦海岸
番場浦海岸と武骨な岩礁
番場浦海岸と武骨な岩礁

15万本もの松林の中の番場浦遊歩道を歩いていくと、番場浦海岸に出ます。黒くごつごつとした岩礁、「箱根ジオパーク」の武骨な景観、箱根火山を中心とした自然や歴史を堪能できます。

さらに潮騒遊歩道を進むと真鶴岬(三ツ石)が見えてきます。

■真鶴漁港で地元グルメを堪能

3)真鶴岬-貴船神社(約40分)

真鶴岬の三ツ石
真鶴岬の三ツ石
真鶴岬の三ツ石
真鶴岬の三ツ石

真鶴岬三ツ石(みついし)は「笠島」とも呼ばれ、真鶴半島の先端、真鶴岬の海上にある岩礁で、見る方向によって三つの岩でできているように見えるのでこの名があります。神奈川県立真鶴半島自然公園(「真鶴岬と三ツ石」)、箱根ジオパーク真鶴エリア三ツ石海岸ジオサイト)の一部となっています。

2つの大きな岩にしめ縄が張られており、初日の出の名勝・パワースポットとしても知られています。岬からは伊豆半島、伊豆大島そしてはるか房総半島まで見渡せます。

真鶴岬に続く急な階段
真鶴岬に続く急な階段
カフェ 真鶴見晴らし台
カフェ 真鶴見晴らし台
ケープ真鶴
ケープ真鶴
真鶴岬の紅葉
真鶴岬の紅葉
琴ヶ浜
琴ヶ浜

岬を存分に堪能した後は、岬の先端にあるケープ真鶴を経由して真鶴半島公園線を北上し、琴ヶ浜を経由して貴船神社に向かいます。

4)貴船神社-真鶴漁港(ししどの窟)(約10分)

貴船神社
貴船神社

貴船神社」には、大国主(オオクニヌシ)神/事代主(コトシロヌシ)神/少彦名(スクナヒコナ)神が祭られています。『結びの御神徳』を授ける神様です。古来、福の神としても親しまれ、また因幡の白兎の神話に見られるとおり、医薬・医学のはじまりの道を開かれたようです。

真鶴漁港
真鶴漁港
しとどの窟
しとどの窟

貴船神社で、皆の福をお祈りした後、真鶴漁港に向かいます。漁港のすぐすばに、「しとどの窟」があります。鎌倉幕府の開祖・源頼朝が1180年に石橋山の戦いに敗れて平氏から身を隠したと言われる洞窟になります。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台「源頼朝の世界」は、こちらをチェック👇

2022大河ドラマ主人公・北条義時の姉にして、源頼朝の妻。『北条政子』の舞台は、こちらをチェック👇

5)真鶴漁港-JR真鶴駅(Goal)(約30分)

真鶴漁港で、新鮮な相模湾の海鮮を堪能した後、JR真鶴駅まで戻ります。

お疲れさまでした。

グルメスポット(観光・立ち寄り)
  • 真鶴漁港周辺
    • 食事処「宵」
      • 真鶴漁港敷地内にある魚介料理・海鮮料理、海鮮丼のお店です。共同の無料駐車場があります。10食限定の海鮮丼をいただきました。刺身がどれも新鮮で大変おいしくいただきました(アジ、イカ、ブリ、カンパチ)。お店はカウンター4席+α、テーブル席が2席で、こじんまりした漁港の小料理屋さん。次回は是非一番人気の煮魚定食をいただきます。
  • 琴ヶ浜周辺
食事処 宵
食事処 宵
海鮮丼(食事処 宵)
海鮮丼(食事処 宵)

「真鶴周遊ウォーキング」おすすめアレンジコース

体力や目的・興味に応じたコースアレンジは可能です。

アレンジコース
  • コースを短くしたい場合
    • 真鶴岬散策(帰りはバス)コース(約1時間30分)
      • JR真鶴駅から真鶴岬までウォーキングした後、真鶴岬(ケープ真鶴)からバスでJR真鶴駅まで戻るコース、コースはバス路線のため手軽に途中からでも利用できます(乗車時間約20分)。乗車バス停は「ケープ真鶴」。「魚市場」で途中下車して地元グルメを堪能することも可能です
  • コースを長くしたい場合
    • 源頼朝船出の浜まで足を延ばすコース(約4時間)
      • JR真鶴駅湯から先、「源頼朝船出の浜」(岩海水浴場)を目指すコース。石橋山の戦いに敗れた源頼朝が治承4年(1180年)8月28日、房州に船出した浜と伝えられています。歴史好きの方は一度是非に。

『【厳選20】相模湾眺望のおすすめのウォーキングコース~真鶴周遊ウォーキング』まとめ

静岡県在住30年以上の筆者が厳選する、静岡県・富士箱根・神奈川西部周辺でおすすめのウォーキングコースは、神奈川県のJR真鶴駅から真鶴岬を周遊する真鶴(まなづる)自然満喫コースです。豊かな森と海に恵まれた美しい半島を巡りながら、パワースポットである景勝地「三ツ石」や真鶴港でのグルメを堪能できます。

箱根ジオパーク真鶴エリア(三ツ石海岸ジオサイト)を満喫できます。首都圏からも近く、訪れやすい場所でしょう。

周辺は気候が温暖で、「春夏秋冬」様々な季節が楽しめます。

おすすめポイント
  • 真鶴周遊ウォーキング」のんびりジオパーク散策・ウォーキングを堪能できます。
  • 立地、アクセスは良好です。JR東海道本線が起終点です。
  • 真鶴漁港は海産物豊かで閑静な漁港で、食事処は他にも多数あります。
おすすめでないポイント
  • 自然豊かな場所や山登り・登山・トレッキングコースをお好みの場合は、本ブログの別記事を参照してください。

今後もおすすめのウォーキングコースや山歩きコースを順次ご紹介していきたいと思います。

ウォーキングの服装やグッズ選びで悩んでいる方は、是非以下の記事を参考にしてみてください。こちらをチェック👇

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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