「東海道五十三次」、江戸時代の旅人気分で歴史散策、歩いてみたいとは思いませんか。
「東海道五十三次」は、江戸時代に整備された五街道の一つで、東海道にある53の宿場を指します。古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
この記事では、「東海道五十三次」を歩くときにおすすめの本を10冊選んでみました。より楽しく、歴史を感じながら歩くために、どのような本(書籍)があるのかをみていきましょう。
- これから東海道五十三次を歩くときに参考となる本、書籍がわかる
- これまで東海道五十三次を歩いたことがある人が、あらためてその歴史や背景を知る
- 東海道五十三次を歩かなくても、その雰囲気(歩いた気分)が味わえる
それではいってみます。
- 東海道五十三次を歩くときにおすすめの本10選はこちら
- 『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書)』
- 『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』
- 『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』
- 『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』
- 『東海道五十三次が超おもしろくなる本 (扶桑社文庫)』
- 『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』
- 『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』
- 『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』
- 『現代語訳 東海道中膝栗毛: 痛快弥次喜多珍道中! 美しい古典シリーズ (史学社文庫)』
- 『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! [地図と写真から見える]』
- 【【レビュー】東海道五十三次を歩くときにおすすめの本10選】まとめ
東海道五十三次を歩くときにおすすめの本10選はこちら
「東海道五十三次」を歩くときに参考となる本の中から、歩行記録から街道地図、雑学から各宿場の様子(浮世絵)、東海道の滑稽本(十辺舎一九の名作古典)等を厳選しました。
No | タイトル | 分類 | コメント | 表紙 |
1 | 東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書) | 歩行記録 | 食と健康がテーマ | |
2 | 東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ | 歩行記録 | 実際に独り歩きした記録 | |
3 | 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道 | 街道地図 | 詳細な街道地図とガイド | |
4 | 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道 | 街道地図 | 詳細な街道地図とガイド | |
5 | 東海道五十三次が超おもしろくなる本 (扶桑社文庫) | 東海道五十三次の雑学本 | 当時の旅の様子やグルメなど62話 | |
6 | 東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁 | 各宿場町の広重画とその解説 | 解説が丁寧 | |
7 | 歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) | 各宿場町の広重画(解説あり) | 各作品の説明が丁寧で面白い | |
8 | 浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次 | 各宿場町の広重画(解説なし) | 一連の作品を、じっくり眺められる | |
9 | 現代語訳 東海道中膝栗毛: 痛快弥次喜多珍道中! 美しい古典シリーズ (史学社文庫) | 十辺舎一九の名作古典 | 現代語訳で読みやすい。一度は是非 | |
10 | 地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! [地図と写真から見える] | 東海道五十三次以外の街道も記載 | フルカラーで見やすい |
それでは、順番に見ていきます。
『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書)』
1冊目のおすすめ『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書)』 講談社 (2013/5/20)は、こちらをチェック👇

食(食の知恵と健康)をテーマに、毎日の詳細な道程とその日の食事の内容が細やかに記載されていきます。
旅は全体で二十日強ですが、ここでの旅は名所旧跡の散策ではなく、一日を歩き切ることです。毎日20から30キロただ歩く姿が克明です。ひたすら旧東海道を歩きたくなります。
『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』
2冊目のおすすめ『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』General Intelligence(2018/10/27)は、こちらをチェック👇

小学生の時に、「東海道中膝栗毛」の「弥次喜多道中」を知って以来、いつかは「東海道五十三次」を歩いてみたいと思った作者が、50代で一念発起、東海道五十三次を18日間でひとり歩ききる。
今を歩きながら、時代を超えて旅する、時間旅行ともいえます。
『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』
3冊目のおすすめ『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』山と溪谷社 (2019/3/1) は、こちらをチェック👇

見どころ・史跡・記載内容は詳細で、著者が文字通り足で歩いて取材されたのでしょう。『東海道を歩いて体験したい人』には最適の本になっています。
実用性が高く、実際に歩く時のガイドブック(街道地図)として重宝しそうです。
こちらは、「東」「見江戸日本橋~見付宿 +姫街道」までです。
『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』
4冊目のおすすめ『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』 山と溪谷社 (2019/3/1)は、こちらをチェック👇

見どころ・史跡・記載内容は詳細で、著者が文字通り足で歩いて取材されたのでしょう。『東海道を歩いて体験したい人』には最適の本になっています。
実用性が高く、実際に歩く時のガイドブック(街道地図)として重宝しそうです。
こちらは、「西」「見付宿~京三条大橋+佐屋街道」までです。
『東海道五十三次が超おもしろくなる本 (扶桑社文庫)』
5冊目のおすすめ『東海道五十三次が超おもしろくなる本 (扶桑社文庫)』扶桑社 (2009/8/27)は、こちらをチェック👇

江戸時代の東海道五十三次や、当時の旅事情に関するトリビア的(雑学)な一冊です。
全63話を4つの章に分けて紹介しています。1)旅の基本編、2)旅先編、3)旅の主人公編、4)グルメ編。
いわゆるガイドブックではありません。旅に関する内容は、有名なものから初めて知るものまで様々です。江戸時代の風姿や面白ネタ等、東海道を旅してみたくなる一冊です。
『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』
6冊目のおすすめ『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』 楽しく読む名作出版会; 第1版 (2015/4/19)は、こちらをチェック👇

各宿場町の歌川広重の東海道五十三次画とその解説になります。解説が丁寧で大変参考になります。
・画面いっぱい横向きに浮世絵が表示されます。
・Kindle用の目次がついています。
・宿場町の現在の写真なども適宜掲載されています。
『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』
7冊目のおすすめ『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』 二玄社 (2010/10/1)は、こちらをチェック👇

『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』
8冊目のおすすめ『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』NAX7出版 (2013/8/29)は、こちらをチェック👇

『現代語訳 東海道中膝栗毛: 痛快弥次喜多珍道中! 美しい古典シリーズ (史学社文庫)』
9冊目のおすすめ『浮世絵現代語訳 東海道中膝栗毛: 痛快弥次喜多珍道中! 美しい古典シリーズ』 史学者文庫(2020/2/13)は、こちらをチェック👇

日本人なら誰しもが知ってる(?)、弥次喜多道中こと「東海道中膝栗毛」。一度はきちんと読んでみたい。現代語の訳文が素晴らしく、非常に読みやすく、かつ原文の雰囲気も残っています。
十辺舎一九のユーモアセンスが光ってます。肩の凝らない古典文学の傑作がお手軽に鑑賞ができます。
『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! [地図と写真から見える]』
10冊目のおすすめ『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! [地図と写真から見える]』西東社 (2014/11/20) は、こちらをチェック👇

【【レビュー】東海道五十三次を歩くときにおすすめの本10選】まとめ

「東海道五十三次」、江戸時代の旅人気分で歴史散策、歩いてみたくなる本10選を以下まとめてみました。
- これから「東海道五十三次」を歩く人。
- これまで「東海道五十三次」を歩いたが、あらためてその歴史や背景を知りたい人。
- 「東海道五十三次」は歩かないが、その雰囲気(歩いた気分)が味わいたい人。
■「東海道五十三次」江戸時代の旅人気分で歴史散策、おすすめの本10選こちらをチェック👇
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■東海道五十三次 薩埵峠(興津・由比・蒲原)を実際に歩いてみた記事は、こちらを参照ください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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