「行動食とは何ですか?」と聞かれることがあります。
行動しながら食べる食事だから「行動食」といいます。行動食も食事なので自分が登山中に食べたいものを持っていくのがベストです。ただ、最近では様々な行動食があったり、いろいろな食べ物を行動食にしたり、楽しく手作りする人も大勢います。
今回はコンビニ(コンビニエンスストア)で買えるおすすめの行動食を中心にご紹介します。山歩きやウォーキングの参考にしてください。
- 「そもそも行動食とは何ですか」がわかる
- 行動食に向いている食べ物がわかる。
- 人気のおすすめの行動食がわかる。
それではいってみます。
そもそも行動食とは何ですか?
行動食の意味ですが、「行動食/携帯食/非常食、英語ではレーション(ration)」といいます。
直接的な意味は「行動中の栄養補給のために食べる携帯食料」です。
昼食とは別に、休憩時や非常時用にあると便利なのが行動食です。シャリバテ(ハンガーノック)*1)しないためにも是非準備したいものです。
*1)シャリバテ;シャリ=飯が足りずにバテること。
医学的には血糖値が下がって力が入らなくなることを指す。
自覚症状としては、強度の脱力感を伴う疲労感、ふらつき、足がつる、のぼせ、立ちくらみ、頭痛など。頭脳(意識、思考力)は明晰だが、体が全くいうことをきかない、という状態に陥る。
登山(山歩き・トレッキング・ハイキング)においての行動食
登山(山歩き・トレッキング・ハイキング・ウォーキング)では移動中でもエネルギー補給をします。
登山中に休憩はしっかり取りますが、長時間の休憩回数は少ない方が良いとされます。
登山の基本は歩行はゆっくり、歩き続けたほうが実は疲労が少ないのです。
そこで歩いているときに簡単に食べれる行動食があると便利です。食事はしっかりとりますが、それでもまかなえない消費カロリーや空腹感を満たすために行動食があります。
行動食に向いている食べ物
行動食は、こちらの5つの基準がバランスよく備わっているほど良いとされています。
- 高カロリー(軽さ)であること
登山なので少しでも軽く。軽さはとても大事です。したがって、重量当たりのカロリーが高いほど優秀です。 - 糖質の量が多い
即効性の高いエネルギー源は糖質です。糖質は素早くエネルギーに変換されるので登山やウォーキングにぴったりです。 - 脂質の量が多い
エネルギーに変わるまで糖質より時間がかかりますが、糖質より多くのエネルギーを生み出します。 - 食べやすさ
移動しながら食べるので、個別包装とか大きさとか、食べやすさが重要です。 - お値段
当然、安いほどうれしいですね。食べきれない時に備えて、数か月程度日持ちするものだと、なお良いです。
上の一般的な基準の他に、以下も大事にしています。
- 夏場のチョコレートは避ける
暑い時期のチョコは溶けてしまうので食べづらいですね。(ただ、味やカロリー面では最高なので季節や気温を考慮して用意しましょう。) - 甘い、すっぱい、しょっぱいが大事
食べることはストレス発散にもなります。食べて楽しいものはエネルギー以外の点でも役立ちます。 - 袋にジッパーがついてる、もしくは個別包装だと便利
コンビニで買って、ザックに入れて、はい行動食です。だと便利です。 - 食べ応えがあるもの
しっかり噛んで食べてお腹にたまるものがオススメです。
登山やウォーキングにおすすめの行動食12選
上記をふまえて、登山やウォーキングにおすすめの行動食を選んでみました。
それでは順番に見ていきます。
『ハイチュー(すッパイチュウ<レモン味>)』
定番のハイチューですが、特に最近登山でお気に入りは、『すッパイチュウ<レモン味>』酸っぱさと甘さが丁度いいバランスでついつい食べてしまいます。酸っぱさで疲れも癒される気がします。気がついたら一本まるごとなくなってしまします。こちらをチェック👇
クセになる人にとっては大ハマリしてしまう、そんな、新・定番ハイチュウです。まだ試されたことのない方は是非に。
製造販売元 | 森永製菓 |
個数・大きさ | 12粒×12本 |
『メントス(グレープ味)』
こちらも超定番のメントスです。『メントス グレープ』世界で最も売れているらしい、ソフトキャンディ、メントスは、こちらをチェック👇
みんな大好きメントスの定番味グレープです。定番の安心はあります。登山中でも食べやすい。
製造販売元 | クラシエフーズ |
個数・大きさ | 37.5g×12個 |
『ミルクキャラメル』
こちらは「キャラメル」です。『ミルクキャラメル』森永製菓の誰もが一度は見たことのある定番キャラメル。疲れた体に程良い甘さが染みわたります。こちらをチェック👇
キャラメルが無償に食べたくなる時は、こちらを用意して山歩きに行きます。
製造販売元 | 森永製菓 |
個数・大きさ | 12粒×10箱 |
『ハイレモン』
こちらは昔からおなじみの、『ハイレモン』。いわゆるタブレッド型の「ラムネ」です。こちらもレモンの酸っぱさを疲れた体が欲しがっているときに重宝します。こちらをチェック👇
ラムネは登山中でも食べやすく、良く持参して山歩きに行きます。これも中毒性ありますね。
製造販売元 | アトリオン製菓 |
個数・大きさ | 18粒×10個 |
『金のミルクキャンディ』
こちらはミルクキャンディーです。『金のミルクキャンディ』。ミルクキャンディの中で一番これがお気に入りという人も多いでしょう。こちらも疲れた体が甘さを欲しがっているときに重宝します。こちらをチェック👇
濃厚で癖になるミルク味で、登山以外でも車に常備してあるキャンディーの一つです。
製造販売元 | カンロ |
個数・大きさ | 80g×6袋 |
『カントリーマアム』
こちらはソフトクッキーの定番です。みんな大好き『カントリーマアム』。バニラ&ココアのセットにしました。しっとりとした食感がたまらないです。チョコのほろにが甘いのがおいしいです。こちらをチェック👇
定番の人気のクッキーです。お菓子好きにはたまらない。山歩きでは、小分けにして持参します。
製造販売元 | 不二家 |
個数・大きさ | 19枚×4袋 |
『亀田の柿の種』
こちらはしょっぱい系の定番菓子です。『亀田の柿の種』。いわゆる「柿ピー」。最近は亀田以外のものも多いですが、やはり亀田の美味しさ別格で再確認できます。こちらをチェック👇
こちらも超定番の人気のお菓子です。山歩きでは、この辛さとピーナッツが体に染みます。
製造販売元 | 亀田製菓 |
個数・大きさ | 6袋詰 180g×6袋 |
『ピュレグミ』
こちらはいわゆる「グミ」です。『ピュレグミ』。フルーツグミの中でも最近のお気に入りです。グミは口の中ですぐになくならないので、少しハードな登山やウォーキングの時に欲しくなります。こちらをチェック👇
グミは、独特の食感が癖になりますね。梅味以外にもグレープ味やレモン味もお気に入りです。
製造販売元 | カンロ |
個数・大きさ | 56g×6袋 |
『ハッピーターン』
こちらも定番のあまじょっぱい系。みんな大好き『ハッピーターン』。個別包装ではないので、少し食べづらいところはありますが、おいしいものは持参して山の上で食べたくなります。こちらをチェック👇
ハッピーターン、どうしてあんなにおいしいのでしょうね。定番ですが重宝します。
製造販売元 | 亀田製菓 |
個数・大きさ | 96g×12袋入り |
『じゃがりこ』
こちらも定番のカルビー『じゃがりこ』たっぷり入ってお得なじゃがりこサラダ。こちらをチェック👇
じゃがりこは、最近は各種アレンジレシピも充実しています。
製造販売元 | カルビー |
個数・大きさ | 57g ×12個 |
『カロリーメイト』
栄養補助スナックとして、やはり外せないのが、『カロリーメイト』カロリー補給や栄養バランスの点では、定番のアイテムです。味もいろいろそろっていますし。こちらをチェック👇
個人的にはチョコレート味がお気に入りですが、それぞれ好みはあると思います。各種フレーバー(チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、メープル味、バニラ味)がラインナップされています。
製造販売元 | 大塚製薬 |
個数・大きさ | ブロック チョコレート 4本×10個 |
飲みやすいゼリータイプ『大塚製薬 カロリーメイト ゼリー』は、こちらでチェック👇
『ばかうけアソート』
レギュラーの青のりしょうゆ味、ごま揚げしょうゆ味、中までチーズ味、甘口カレー味、甘口しょうゆ味の5種類を詰め合わせたスナック菓子「おかしな仲間たち(ばかうけ 岩塚の国産米100%)」。食べきりサイズで家族や友達とシェアしたい場合にもおすすめ。こちらをチェック👇
ばかうけの各種味のレパートリーが楽しめます。
製造販売元 | 栗山米菓と岩塚製菓 |
個数・大きさ | 大袋せんべい2種セット、計4袋 |
『【レビュー】登山(山歩き・トレッキング・ハイキング)におすすめの行動食12選』まとめ
あらためて登山やウォーキングにオススメの行動食をまとめてみました。
行動食は、さまざまに定義されたり条件があったりしますが、要はお食事(おやつ)です。
食べて美味しく楽しいものが一番良いでしょう。少し変わったおもしろい行動食も場を和ませるのに一役買います。
なお、山歩きの服装やグッズ選びで悩んでいる場合は、是非こちらを参考にしてみてください。こちらをチェック👇
ウォーキンググッズであれば、こちらをチェック👇
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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