自然を満喫できると人気の登山や新しい発見・散策が人気の街歩き・ウォーキングですが、いざ始めようと思っても、どこを歩いたら良いのか迷うことはないでしょうか。
静岡県(東部)でおすすめのウォーキングコース第15弾は、箱根旧街道(箱根八里の下り)と山中城跡をめぐる「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」としました。山中城跡公園には、特徴のある『障子堀』、『畝堀』が美しい「日本百名城」の山城跡です。国指定史跡です。富士山が望め、季節にはツツジ、アジサイ、スイレンが楽しめます。
交通アクセスも良好で、真新しい案内板も親切で、手軽にウォーキングが楽しめるコースです。
- 静岡県でおすすめのウォーキングコース「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」がわかる
- 「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」ルートの特徴、見どころ、グルメスポット(観光・立ち寄り)がわかる
- 体力や目的に応じて、おすすめアレンジコースも紹介
それではいってみます。
「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」 ウォーキングコースの概要
まずは、「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」 ウォーキングルートに関する基本情報は以下になります。
- エリア:静岡県三島市
- コース概要:
1)山中城跡(案内所・売店)(Start)→(約10分)→2)山中城口→(約10分)→3)箱根の里入口→(約40分)→4)箱根やまなみ林道右折点→(約40分)→5)山中城址北入口(八坂神社)→(約20分)→6)山中城内めぐり・山中城跡(案内所・売店)(Goal) - 難易度:体力 ★☆☆☆☆ 、技術 ★☆☆☆☆ 、危険 ★☆☆☆☆
- 歩行時間:2時間
- 距離:7km、標高差176m
- 歩数*):9859歩
- 消費カロリー:681kcal
- 交通機関(アクセス):
【電車・バス】;JR三島駅から東海バスで10分、山中城跡バス停
【車】山中城跡駐車場(無料駐車場 34台+15台程度。2か所あり)
*)歩数は、1歩71cmで歩数を算出しています。
(日本人女性の平均身長は158cm、歩数の計算方法は身長×0.45なので、158cm×0.45=71.1cm)
■地図情報
地図上での位置や標高は次のとおりです(青線がルートです。拡大もできます)。
周辺情報がわかるグーグルマップはこちら。右上の□クリックで拡大もできます。
「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」特徴・見どころ・グルメスポット
■箱根旧街道(箱根八里の下り)と山中城跡で歴史をたどる
1)山中城跡(案内所・売店)(Start)-ハイキングコース-山中城跡北入口(約100分)
スタート、ゴールは、山中城跡(山中城跡公園)売店(案内所)前としました。売店前には本コースの案内板もあります。
山中城跡(山中城址)を出発してすぐ裏手の箱根旧街道を下ります。杉並木と石畳、江戸幕府が整備した二間幅(約3.6km)の石敷きの道。三島宿から箱根峠を登り、小田原宿まで下る八里(約32km)の街道(東海道)の西坂です。
旧街道は国道一号線と合流し、山中城口交差点から左に折れて国道一号線沿いに少し下ります。歩道が広いので車はそれほど気になりません。箱根の里入口から箱根やまなみ林道に入ります。
しばらく林道歩きを楽しんだのちに、標識に従い、未舗装の遊歩道に入ります。標識がしっかりあるので間違えることは少ないでしょう。山中城まではハイキングコースの番号をたどっていけば、ゆったり森林散策・自然が満喫できます。
2)山中城跡北入口-山中城跡(案内所・売店)(約20分)
法生寺を過ぎ、国道一号線の下をくぐって、八坂神社(諏訪駒形神社)にでます。
ここから山中城跡の北入口になります。入ってすぐに本丸跡があります。ウォーキングの当日はちょうどGW(ゴールデンウイーク)のイベント(ふるさと納税)開催中で、「山中城戦国武将隊 禄寿應穏」の武将たちがパフォーマンスをしていました。運よく見られて感謝です。
真っ赤なツツジも見頃で、非常にきれいな障子堀・畝堀を見ることができました。また広大な駿河湾と富士山も眺望できました。
山中城は、築城は小田原・北条氏で、小田原城の支城にあたります。山中城の防衛の目的は、武田信玄に対するものでした。小田原城の西に、1558年から1570年ごろ東海道と一体化するように築城されました。建てたのは、初代城主、北条氏康です。東海道を取り込むことで、敵への対応力が5倍になったといいます。
山中城は、戦国時代末期の永禄年間(1560年代)に、小田原に本城をおいた後北条氏が築城しました。
その後天正17年豊臣秀吉と不仲となった北条氏政は、秀吉の小田原攻めに備え、急遽堀や岱崎出丸(だいさきでまる)等の整備、増築を行ないました。
しかし翌天正18年(1590年)3月29日、増築が未完成のまま、4万の豊臣軍の総攻撃を受けました。
北条軍は4千で、必死の防戦もかいなく鉄砲と圧倒的兵力の前にわずか半日で落城したと伝えられています。
貴重な中世の山城で、ワッフルのような障子堀(空堀の中に衝立障子のような掘り残し(障壁)があることから名付けられました。)や、畝堀等、400年前の遺構がそのまま復元されている石を使わない土だけの山城は全国的にも非常に珍しいといいます。
お疲れさまでした。
静岡のお土産は、別記事でもまとめてご紹介しています。こちらをチェック👇
『静岡県の歩ける城70選』は、こちらをチェック👇
【おまけ】山中城跡の障子堀・畝堀写真ライブラリ
障子堀、畝堀とツツジがあまりにきれいで、すばらしかったので、こちらに写真ライブラリを追記します。
本当にワッフルにそっくりで、無性に食べたくなります。人気のベルギーワッフルはこちらをチェック👇
『R.L エール・エル ワッフル ケーキ』も定番お気に入りです。こちらをチェック👇
「箱根西麓(山中城跡)ウォーク」おすすめアレンジコース
体力や目的・興味に応じたコースアレンジは可能です。
『【厳選15】静岡県でおすすめのウォーキングコース〜箱根西麓(山中城跡)ウォーク〜』まとめ
静岡県在住30年以上の筆者が厳選する、静岡県(東部)のおすすめウォーキングコース”第15弾”は、箱根旧街道(箱根八里の下り)と山中城跡をめぐる『箱根西麓(山中城跡)ウォーク』としました。
静岡県やその周辺の地域、伊豆や箱根、富士山周辺は、首都圏からも近く、訪れやすい地域でしょう。東京近郊からでも日帰り圏内です。
周辺は本当に気候が温暖で、「春夏秋冬」様々な季節が楽しめるおすすめな場所になります。是非都合をつけて訪れてみてください。
今後もおすすめのウォーキングコースや山歩きコースを順次ご紹介していきたいと思います。
ウォーキングの服装やグッズ選びで悩んでいる方は、是非以下の記事を参考にしてみてください。こちらをチェック👇
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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