「東海道五十三次」、江戸時代の旅人気分で歴史散策、歩いてみたいとは思いませんか。
「東海道53次」は、江戸時代に整備された五街道の一つで、東海道にある53の宿場を指します。古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
この記事では、「東海道五十三次」を歩くときにおすすめの本を14冊選んでみました。より楽しく、歴史に思いを馳せながら歩くために、どのような本(書籍)があるのかを見ていきましょう。
- これから東海道五十三次を歩くときに参考となる本、書籍がわかる
- これまで東海道五十三次を歩いたことがある人が、あらためてその歴史や背景を知る
- 東海道五十三次を歩かなくても、その雰囲気(歩いた気分)が味わえる
それではいってみます。
- 東海道五十三次を歩くときにおすすめの本14選はこちら
- 『歩いて学ぶ東海道57次』
- 『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 上巻 (日本橋~袋井宿)』
- 『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 下巻 (見付宿~三条大橋)』
- 『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書)』
- 『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』
- 『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』
- 『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』
- 『東海道五十三次が超おもしろくなる本』
- 『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』
- 『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』
- 『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』
- 『東海道中膝栗毛 21世紀版少年少女古典文学館』
- 『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る!』
- 『東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅: 石原良純責任編集 』
- 【【レビュー】東海道五十三次を歩くときにおすすめの本14選】まとめ
東海道五十三次を歩くときにおすすめの本14選はこちら
「東海道五十三次」を歩くときに参考となる本の中から、歩行記録から街道ガイド・地図、雑学から各宿場の様子(浮世絵)、東海道の滑稽本(十辺舎一九の名作古典)等を厳選しました。
No | タイトル | 分類 | コメント |
1 | 歩いて学ぶ東海道57次 | 街道ガイド | 宿周辺の簡易マップ付き |
2 | 写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 上巻 (日本橋~袋井宿) | 街道ガイド | 食やおみやげ情報も |
3 | 写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 下巻 (見付宿~三条大橋) | 街道ガイド | 大きな写真がふんだん |
4 | 東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ | 歩行記録 | 食と健康がテーマ |
5 | 東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ | 歩行記録 | 実際に独り歩きした記録 |
6 | 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道 | 街道地図 | 詳細な街道地図とガイド |
7 | 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道 | 街道地図 | 詳細な街道地図とガイド |
8 | 東海道五十三次が超おもしろくなる本 | 東海道五十三次の雑学本 | 当時の旅の様子やグルメなど62話 |
9 | 東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁 | 各宿場町の広重画とその解説 | 解説が丁寧 |
10 | 歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) | 各宿場町の広重画(解説あり) | 各作品の説明が丁寧で面白い |
11 | 浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次 | 各宿場町の広重画(解説なし) | 一連の作品を、じっくり眺められる |
12 | 東海道中膝栗毛 21世紀版少年少女古典文学館 | 十辺舎一九の名作古典 | 現代語訳で読みやすい。一度は是非 |
13 | 地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! | 東海道五十三次以外の街道も記載 | フルカラーで見やすい |
14 | 東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅 | 石原良純責任編集 | 武将など主人公の視点で風景が見えてくる |
それでは、順番に見ていきます。
『歩いて学ぶ東海道57次』
1冊目のおすすめ『歩いて学ぶ東海道57次』は、こちらをチェック👇
東海道の宿といえば、江戸・日本橋から京・三条大橋までの「53次」が広く知られています。しかし、実際には京の手前から4宿(伏見・淀・枚方・守口)を経て、大坂・高麗橋へと続く道も存在したようです。そんな「東海道57次」の各宿の見どころを、現地の写真や当時の雰囲気が分かる絵図とともに紹介。宿周辺の簡易マップ付きなので、気軽に街道歩きを楽しむのにぴったりです。
『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 上巻 (日本橋~袋井宿)』
2冊目のおすすめ『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 上巻 (日本橋~袋井宿)』は、こちらをチェック👇
徳川家康により、江戸時代に整備された東海道。その東海道のかつての宿場町を訪ね、往時の面影や痕跡を探しながら、歴史や文化、食やおみやげ情報も織り交ぜて紹介されています。 上巻は、東京・日本橋から静岡・袋井宿まで収録。 現代の東海道五十三次を歩くと、そこには懐かしい昭和の情景がたくさん残されておりノスタルジックな気分に浸れます。
『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 下巻 (見付宿~三条大橋)』
3冊目のおすすめ『写真でたどる現代の東海道五十三次を往く 下巻 (見付宿~三条大橋)』は、こちらをチェック👇
大型本の長所を活かし、大きな写真をふんだんに取り入れた大胆なレイアウトで、現在の東海道の風景を臨場感たっぷりに伝えています。街道の歴史や文化、食事やお土産も紹介しています。下巻は、静岡・見付宿から京都・三条大橋までを収録。上巻と併せて、往時に思いをはせながら東海道五十三次を踏破していただきたいと思います。
『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ (講談社+α新書)』
4冊目のおすすめ『東海道五十三次「食」ウォーキング 健脚を支える健康食のヒミツ』は、こちらをチェック👇
食(食の知恵と健康)をテーマに、毎日の詳細な道程とその日の食事の内容が細やかに記載されていきます。旅は全体で二十日強ですが、ここでの旅は名所旧跡の散策ではなく、一日を歩き切ることです。毎日20から30キロただ歩く姿が克明です。ひたすら旧東海道を歩きたくなります。
『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』
5冊目のおすすめ『東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ』は、こちらをチェック👇
小学生の時に、「東海道中膝栗毛」の「弥次喜多道中」を知って以来、いつかは「東海道五十三次」を歩いてみたいと思った作者が、50代で一念発起、東海道五十三次を18日間でひとり歩ききる。今を歩きながら、時代を超えて旅する、時間旅行ともいえます。
『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』
6冊目のおすすめ『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道』は、こちらをチェック👇
見どころ・史跡・記載内容は詳細で、著者が文字通り足で歩いて取材されたのでしょう。『東海道を歩いて体験したい人』には最適の本になっています。
実用性が高く、実際に歩く時のガイドブック(街道地図)として重宝しそうです。こちらは、「東」「見江戸日本橋~見付宿 +姫街道」までです。
『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』
7冊目のおすすめ『新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道』 は、こちらをチェック👇
見どころ・史跡・記載内容は詳細で、著者が文字通り足で歩いて取材されたのでしょう。『東海道を歩いて体験したい人』には最適の本になっています。
実用性が高く、実際に歩く時のガイドブック(街道地図)として重宝しそうです。
こちらは、「西」「見付宿~京三条大橋+佐屋街道」までです。
『東海道五十三次が超おもしろくなる本』
8冊目のおすすめ『東海道五十三次が超おもしろくなる本』は、こちらをチェック👇
江戸時代の東海道五十三次や、当時の旅事情に関するトリビア的(雑学)な一冊です。全63話を4つの章に分けて紹介しています。1)旅の基本編、2)旅先編、3)旅の主人公編、4)グルメ編。
いわゆるガイドブックではありません。旅に関する内容は、有名なものから初めて知るものまで様々です。江戸時代の風姿や面白ネタ等、東海道を旅してみたくなる一冊です。
『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』
9冊目のおすすめ『東海道五十三次を歌川広重と歩く: 完全図解250頁』 は、こちらをチェック👇
各宿場町の歌川広重の東海道五十三次画とその解説になります。解説が丁寧で大変参考になります。
・画面いっぱい横向きに浮世絵が表示されます。・Kindle用の目次がついています。・宿場町の現在の写真なども適宜掲載されています。
『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』
10冊目のおすすめ『歌川広重保永堂版 東海道五拾三次 (謎解き浮世絵叢書) 』 こちらをチェック👇
歌川広重の東海道五十三次画になります。
解説の内容が深くて素晴らしい。要所の部分は、全体の絵とクローズアップされた部分が見開きで載っており説明文も読みやすい。
『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』
11冊目のおすすめ『浮世絵の世界 第1弾 東海道五十三次』は、こちらをチェック👇
各宿場町の歌川広重の東海道五十三次画になります。解説はありませんが、東海道五十三次の各浮世絵画が鮮明で詳細まで見やすい。楽しくじっくり眺めるにはこちらの本はオススメです。
『東海道中膝栗毛 21世紀版少年少女古典文学館』
12冊目のおすすめ『東海道中膝栗毛 21世紀版少年少女古典文学館』 は、こちらをチェック👇
日本人なら誰しもが知ってる、弥次喜多道中こと「東海道中膝栗毛」。一度はきちんと読んでみたい。現代語の訳文が素晴らしく、非常に読みやすく、かつ原文の雰囲気も残っています。
十辺舎一九のユーモアセンスが光ってます。肩の凝らない古典文学の傑作がお手軽に鑑賞ができます。
『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る!』
13冊目のおすすめ『地図と写真から見える! 日本の街道 歴史を巡る! 』は、こちらをチェック👇
東海道五十三次だけでなく、東海道五十三次以外の江戸時代の主な街道も記載されています。フルカラーで大変見やすいです。日本の街道、西から東の歴史をめぐるロマンいっぱいの内容になっています。
『東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅: 石原良純責任編集 』
14冊目のおすすめ『東海道新幹線で行く 史跡めぐりの旅: 石原良純責任編集 』は、こちらをチェック👇
良純が行った!語った!歴史探訪ガイド
芸能界屈指の鉄道好きで、歴史知識も豊富な俳優の石原良純さんが、東海道新幹線の沿線地域にある名城や史跡35か所を実際に巡り、紹介しています。
【【レビュー】東海道五十三次を歩くときにおすすめの本14選】まとめ
「東海道五十三次」、江戸時代の旅人気分で歴史散策、歩いてみたくなる本14選をまとめてみました。
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■東海道五十三次 薩埵峠(興津・由比・蒲原)を実際に歩いてみた記事は、こちらを参照ください👇
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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